EC業界全体の現状と楽天市場の現状

商品(モノ)の売買をしてらっしゃる事業者様にとって、EC(インターネット販売)はいつかやらなきゃいけないorもっともっと注力しなくてはならない、言わば避けては通れない販売手法です。

この記事では、そんなEC(インターネット販売)への参入に関して、ECマーケット全体の状況から最大手ECモール楽天市場の現状をご説明いたします。

1,はじめに

楽天市場の状況としては、決算資料を見ればしっかりと理解することができます。

ちなみに今期の決算報告資料は下記URLからダウンロードいただけます。

https://corp.rakuten.co.jp/investors/documents/results/

 



ただ、これは株主向けに発表している資料なので、

単純に悪いことを書くと株価が下がり、

楽天株式会社にとってプラスに働きません。

つまりこの資料は、「見せ方」を重視して作っているのです。

これはどこの会社でもそうなので、悪いことをしているわけではありません。(嘘はついていないので)

このブログでは私が楽天市場元ECC(ECコンサルタント)ということで、少し踏み込んだところまでお話しします。

1,EC業界ってどうなの?

ズバリ、現状のECマーケットは絶好調かつ、今後の成長も更に大きく望めます

現状ECの市場規模は約昨年対比+10.1%約15兆円、EC化率も右肩上がりで、約5.4%を誇ります。

小売の業界としては、EC化はインターネットという仕組みができてから年々成長してきています。

また、小売が横ばいと仮定すると、EC化率を加味すると、どんどんリアルのお店(実店舗)は売れなくなってきているのがわかります。

なので、これから小売の方々が生き残っていくには、

■実店舗で他にない強みをより出していく

-地域密着

-ニッチ戦略

-実店舗限定品 etc…

■ECへの注力を強める

この2通りしかないです。

ただ、これまでと同じように実店舗の運営やっていても、売上は落ちていってしまう一方でしょう。

この記事では、これからECに注力していくのに向けての判断材料として、

まずは最大手楽天市場の現状をお伝えします。

2,楽天市場ってどうなの?

ズバリ、国内最大のECモールなので、本業でやられるなら出店するべきです。



楽天市場を語れずして、ECを語れないといっても過言ではないです。

ではもっとも大きい楽天市場というマーケットはどうなのでしょう?

そもそもECマーケットの各モール等のシェアは以下のようになっています。

楽天市場がもっとも大きく年間流通は2.6兆円を越します。

ついでamazon yahooショッピング アパレルに限定すると、zozotownが大きいですね。

こうやってみると、最近成長が著しいmercari(メルカリ)もこんなに上位にランクインしているんですね!

ただ楽天のこの数字は実は楽天トラベル等の売上も含まれていて、純粋な楽天市場経由の売上ではありません。(これが先ほどお伝えした「見せ方」というところですね。)

純粋な楽天市場の売上は年間約2兆円程になります。

それでも国内ではもっとも大きいECモールになります。

楽天としては、上記の通り昨年同期比+13.7%と好調です。



楽天市場単体では公表はしていないですが、

昨年対比+10%を切るくらいになります。

ECマーケット全体と比較すると、少しビハインドしているかなあという状況です。

ちなみに商材ジャンルごとでいうとホーム・ライフジャンルと呼ばれる、

インテリア(家具)、コスメ(化粧品)、日用品、健康食品、ガーデン・DIY等のジャンルではよりマーケット状況がいいです。

一方で、アパレル含むファッションは苦戦を強いられております。

ちなみにファッションが苦戦を強いられているのは、競合要因が強いです。

ZOZOTOWNやSHOPLISTの成長が著しいのに加え、今後はAmazonもファッションに本格的に注力してきます。

ブランド中古品に関しても、CtoCのアプリの好調等もあり、買取がうまく進まず在庫不足で売上を大きく落としています。

ただここ数年のファッションジャンルの戦略としては、ブロガーの囲い込み等アフィリエイトに特に注力しており、少しづつ目が出てきているなあという印象です。

 

また、楽天はサポート体制が充実しています。

専任で1人ECC(ECのコンサルタント)がつきますし、

コールセンターや操作方法を書いた店舗運営NAVIや

売り上げを上げるための動画の教科書とも言える楽天大学のRUxというコンテンツもものすごい充実です。(自社サイトやyahoo ショッピングにも活用できると思いますw)

 

まとめると、

ECの最大手モールなので、売上の軸としてはどの商材ジャンルでも楽天をメインに考えるべきです。

ただ得意分野・不得意分野もあるので、他モールとの併用も検討した方がいいでしょう。
下記から楽天市場出店に関する資料をダウンロードできます。

出店の登録を検討されている方はこちらをまずはダウンロードください。

 

次回ブログでは、競合モールの出店メリット・デメリットをお話しします。

とはいえ、他のモールに在籍していたわけではないので、

一般的な見解や、実際にEC事業者様(店舗様)の意見を紹介していきます。

 

記事完成しました!

下記ご確認ください!

http://ec-consultant.work/2017/12/17/ / ‎

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