ラクマとフリルが統合!マーケットの今後や、ユーザーのとるべき対策とは?

2月8日付けで楽天の運営する「ラクマ」と楽天が一昨年買収した「フリル(FRIL)」がサービス統合を発表しました。

これによる、ユーザーの取らなければならない対応・対策(データ移行のやり方)やフリマ(フリーマーケット)アプリの今後についてこの記事では書いております。



サービス統合の背景

フリマ(フリーマーケット)アプリやインターネットオークションサイトでは、

「フリル(FRIL)」はFablicが2012年に始めたサービスで、現在フリマ(フリーマーケット)アプリマーケットのトップをひた走るメルカリよりも早くローンチしています。

2016年にCtoCでのフリマアプリマーケットシェア拡大を狙って楽天が買収し、

これまで約1年半楽天傘下で共存してきました。

しかしながら、フリマアプリマーケットでは現在メルカリが独走しています。

 

そういった中での今回の合併の狙いは、

・経営資源の集中

・楽天市場をはじめとしたグループ内サービスとのシナジー効果

 

の2点です。

楽天経済圏にうまく取り込み、フリマアプリマーケットトップを狙っているのでしょう。

フリマアプリマーケットの現状

マーケットトップを独走するメルカリは、

昨年12月には国内ダウンロード数6000万、世界中でダウンロード数が1億人を突破しました。

国内だけでも人口の半分ものアカウント数があるわけです。(1人で複数アカウントを持ってたりもありますが)

確か楽天の会員数が9000万人くらいだったはずなので、

メルカリは創業5年で楽天と競えるまで会員数を増やしているのです。

そんな中、ラクマとフリル(FRIL)ですが、

2016年末時点でのダウンロード数が

ラクマで400万

フリル(FRIL)で600万

程だったと言われています。

楽天の決算資料によると、

出品者がこの1年で約2倍に増えているようなので、

ラクマ・フリル(FRIL)合計で現在約2,000万ダウンロード程あると予想できます。

国内で比較しても、2サービス合計で現状約3倍もの開きが生じてしまっていると考えられるのです。

ヤフオクをはじめ古豪のオークションサイトや

その他「ブクマ!」等のマーケット特化型や

ハンドメイドの「minne(ミンネ)」や「Creema(クリーマ)」等

ジャンル特化型のサービスは多くありますが、

ここまで総合でのマーケットシェアは上位3アプリで寡占状態でした。

2,3番手の「ラクマ」と「フリル(FRIL)」がサービス統合し、

日本最大のECモール楽天市場との連携を深めることで、

メルカリをどこまで追撃できるのか楽しみですね!

ラクマユーザーの取るべき対策と方法

今回のサービス統合では、

フリル(FRIL)にユーザーとデータを集約してフリルへ移行する形で行われます。

紛らわしいのですが、統合後のサービス名称は、「ラクマ」となります。

現在のラクマは2018年3月以降徐々に機能制限が行われ、2019年中にはサービス終了になります。

そのため、ラクマユーザーはフリル(FRIL)へ登録し、データを移行する必要があるのです。

そして今後はフリル(FRIL)ではなく、ラクマに出品してください。

手順を追って、データ移行の簡単な方法・やり方を下記に記載致します。



フリル(FRIL)への登録

フリル(FRIL)の登録はこちらから

PCからでもできます。

所要時間は約3分と、やり方はとても簡単です。

メールアドレス等や名前等の簡単情報を入れるとメールが届きます。

メールに記載のURLを押せば登録完了です。

ちなみに、、、

招待コード【ZiK2U】を使って電話番号の確認が完了すると100円分のポイントがもらえます

アプリダウンロードはこちら

「ラクラクお引越しツール」にてデータの移行

ラクラクお引っ越しツールはこちらから

上記から

「ラクラクお引越しツール」へ飛んでください。

こちらも所要時間は約3分と、やり方はとても簡単です。

すると、下記のように下に「楽天会員IDでフリルに新規登録」「フリルにログイン」の2つのボタンが表示されるかと思います。

PCからでもできます。

まず右の「フリルにログイン」をおし、先程の情報でログインしてください。

その後画面トップに戻ると、「楽天会員IDを連携」というボタンが出てくると思います。

ここで連携をしてください。

引越しの申し込み

上記の画面にて、

「購入申請なし」「コピーする」にチェックを入れ、

「注意事項に同意します」にチェックを入れ、

赤い「申し込みを確定する」をクリックすれば申し込み完了です。

あとはアプリで連携完了通知を待つだけです。

コピーされるデータとされないデータ

今回の「ラクラクお引越しツール」ではコピーされるデータとされないデータがあります。

下記を参考に注意してください。

商品の情報

コピーされるもの

  • 商品画像
  • 商品名
  • 説明文
  • 商品の状態
  • [着払い・送料込み]発送までの日数
  • [着払い・送料込み]発送の地域
  • 販売価格
  • 販売状況※ 「販売中」の商品のみコピーされます

フリル側で適切なものに置き換えられるもの

  • カテゴリ
  • ブランド
  • サイズ
  • 配送料の負担※ 「手渡し」の場合は「着払い」に設定されます
  • 配送方法※ ラクマのみに存在する配送方法(ラクマ定額パックなど)は「未定」に設定されます

コピーされないもの

  • いいね数
  • コメント
  • 出品日時※ データ移行が行われた日時が出品日時となります

評価の情報

コピーされるもの

  • 評価数※コピーするを選択した場合のみコピーされます
  • 評価コメント※コピーするを選択した場合のみコピーされます
  • 評価投稿日時※コピーするを選択した場合のみコピーされます
  • 自己紹介文※ フリルの自己紹介文が空の場合のみコピーされます
  • SMS認証

コピーされないもの

  • 評価者のニックネーム※ 「ラクマユーザー」と表示されます
  • プロフィール画像
  • フォローしているユーザリスト
  • フォローされているユーザリスト
  • ブロックしているユーザリスト

新ラクマの特徴(メルカリとの差別化)

旧「ラクマ」と「フリル(FRIL)」から引き継ぐメルカリとの差別化になる特徴は主に2つあります。

・手数料が無料

メルカリでは、出品者に10%かかってしまう販売手数料が、新ラクマでは無料です。

この販売手数料は旧「ラクマ」では無料「フリル(FRIL)」でも楽天に買収されたタイミングから無料でした。

この手数料無料という大きな特徴は引き継がれるみたいですね。

・楽天スーパーポイントが使える

そしてメルカリと違って最も大きい違いが、楽天スーパーポイントですね。

楽天スーパーポイントは楽天グループの様々なサイトで使えます。

楽天市場や楽天トラベルなどですね。

楽天市場はこちら

楽天トラベルはこちら

また楽天ポイントカードやアプリを持って入れば、

街でのお買い物でもマクドナルドやダイコクドラッグなどで使えます。

その他楽天には面白く、お得なサービスがたくさんあります。
たとえば月額380円ポッキリで、ファッション誌や週刊誌はじめ有名雑誌が大体読めちゃう
↓楽天マガジン↓

とか
月額1980円で毎月美容のプロが選んだ化粧品やコスメが届く

↓RAXY↓

とかはめっちゃオススメです。

まとめ

「ラクマ」と「フリル(FRIL)」はメルカリに次ぐマーケット2位、3位のCtoCのフリマアプリです。

また、バックには国内最大のECモール楽天市場を運営する楽天がついています。

そういった背景も含め、サービス統合した新ラクマはこれから目がはなせませんね。

是非新ラクマをメルカリと並行して活用し、売り上げをあげてくださいね!



最近は「買うトドア」のようなジャンル特化型のフリマ・オークションサイトもたくさんできてきていますね。

要注目なので、是非下のバナーからこちらも登録してみてくださいね!


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