「後払い決済」徹底分析〜やらなきゃいけない理由から、オススメサービスまで〜

EC(インターネットショッピング)において、CVR(転換率)UPに欠かせないのが、決済方法の充実度です。

今回はその中でも、クレジットカード決済に次いで利用の多い「後払い」サービスについて、

メリットやデメリットから企業比較等をお伝えします。


後払い決済とは?

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後払い決済とは、EC(インターネットショッピング)において、商品到着後にユーザーが支払いを行うことができるサービスです。

EC(インターネットショッピング)では、稀に詐欺等でコピーサイトが存在していたりと、少ないですが商品が到着しないリスクが存在します。

後払い決済は、商品到着後の支払いなので、そういったリスクを回避しつつ、コンビニでの支払いができるので、高齢者や若年層などのクレジットカードをもたない層にも支持を得ています。

後払い決済はEC(インターネットショッピング)において、クレジットカード決済に次いで2番目に支持される決済方法です。

一方で導入率はまだまだ低いと言われています。

楽天市場では、楽天ペイという全店舗共通の決済方法が導入されましたが、

その中でも後払い決済は、任意での加入ということになっております。

上記がEC店舗売上上位300社を対象に後払い決済の導入有無を調査したものです。

こちらからわかる通り、売上上位300店舗ですら導入率が半分以下という結果になっております。

300位以降の店舗の加入率は、売上上位300店舗と比較して低いと考えられるため、

現状20%とかそれ以下の店舗しか導入できていないと考えられます。

また、導入店舗数はほぼ横ばいに推移しており、増えている印象もございません。

後払い決済導入のメリット3つ

グーペ

後払い決済導入のメリットには主に3つ挙げられます。

ユーザーの需要

先ほどお伝えした通り、後払い決済はクレジットカード決済に次いで2番目に支持される決済方法です。

ユーザーの20%が使いたいと考えています。

 

また、希望の決済方法がない場合上記のように8割のユーザーが離脱すると言われているので、

導入するに越したことはないでしょう。

入金確認が不要

コンビニ等で行える前払い(商品発送前にユーザーが支払いを行う仕組み)の場合は、店舗側で入金確認が取れるまで在庫を確保しておく必要があります。

後払いなら、与信がOKであればすぐに発送可能なので、在庫確保から売り逃がしのリスクを回避することができます。

クレジットカード未保有にニーズがある



クレジットカードの所有率は8割程いますが、積極的に使っている人口でいうと、もう少し少なくなるのではないでしょうか?

特に持ってないケースが多い、若年層や高齢者向けの店舗では、必須の決済手段ですね!

また、持ってはいても、初めて購入するネットショップでカード番号を入力するというのは、人によっては抵抗があることも多くあります。

そういった場合にもカード番号を知られることなく、商品到着を待ってから支払いをすることができます。

後払い決済のデメリット

デメリットとしては1点です。

商品を発送したものの、料金を回収できないというケースです。

回収できないと、商品代金がマイナスになる他、催促等で時間や労力を使ってしまい、

思わぬコストが発生してしまうこともあります。

導入オススメの後払い決済サービス2選

先ほどのデメリットで挙げた、料金未回収リスクに対応するために後払い決済サービスの導入を強くオススメします。

ここでオススメする後払いサービスの着眼点は、「料金の安さ」と「信頼性」です。

また、楽天市場やヤフーショッピングの店舗においても、以下の後払いサービスの導入は可能ですので、

楽天市場出店店舗などでも是非ご活用ください!

GMO後払い

GMO後払いはこちら

GMO後払いをオススメする理由はその料金の安さにあります。

料金比較は以下のようになっています。

料金には売上に応じてかかる「決済手数料」と売れた売れないいずれにせよかかる「固定費」の2種類が存在します。

上記のグラフからもわかる通り、「決済手数料」「固定費」いずれでも最安を誇るのが、

「GMO後払い」です。

また、カタログ通販大手ニッセンが運営する「@払い」株式会社キャッチボールが提供する「後払いドットコム」も一定の安さを誇っていると言えるでしょう。

NP後払い

NP後払いはこちら

業界最大手の後払い決済サービスです。

EC店舗売上上位300店舗のうち半数以上のシェアを誇るのが、このNP後払いです。

業界の圧倒的最大手の座を築いています。

EC店舗が安心してサービスを導入・運用できるよう、しっかりとしたフォロー体制を整えています。

23,000店舗が導入しており、下記画像にある通り、大手企業も多数導入しています。

また、ショッピングカート・受注管理システム・EC構築パッケージなど100程のシステム連携ができます。

利用企業の声



特にポイントとしては、

「高単価商材」

「新規顧客獲得」

「女性比率UP」

の3点がメリットとして感じられるようです。

是非参考にしてみてください。

まとめ

ユーザーの需要としては多くある後払い決済ですが、

未だ導入企業数が少ない状況です。

ライバルの競合店舗と差をつけるためにも、なるべく早めの導入をオススメします!

ちなみに楽天市場では、2017年にサービス開始した「楽天ペイ」の中で後払い決済サービスの開始を公表しています。

ただ現状では、楽天市場自身が後払いサービスを開始するのか、既存後払いサービス事業者と提携をするのか等方向性が定まっていない部分も多くあります。

そのため、楽天市場での楽天ペイサービスによる後払いサービス導入には、まだ時間がかかるのではないでしょうか?



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