この記事では、常時楽天市場トップに掲載されている楽天の注目イベント「楽天スーパーDEAL」に関してお伝えします。
楽天スーパーDEALの概要、掲載方法、効果の出やすい掲載等を解説いたします。
最後にはECC(ECコンサルタント)だけしか知らないここだけの裏技も書いてます!
目次
楽天スーパーDEALとは?
楽天スーパーDEALとは、楽天会員様限定の高ポイント還元サービスです。
最大で50%のポイント還元が受けることができる(値引き分が楽天ポイントで支払われる)お得なイベントです。
昔から楽天市場店舗を運営されている方はご存知かもしれませんが、
前身はプライベートセールスというダイヤモンド・プラチナ等の上位会員向けの企画になります。
イベントはいつ?とかいつまで?等質問をいただくことも多いですが、楽天市場の常設企画です。
掲載場所は?
楽天市場トップ等様々なところがあります。
下記バナーより楽天市場トップに飛んでください。
楽天市場トップのJSバナーと呼ばれるところ
楽天市場トップの真ん中あたり
ここには24時間限定掲載の商品がいつも掲載されます。
楽天スーパーDEALの掲載コストは?
売り上げの10%を楽天に、ポイント負担を15%以上(掲載枠によって違います)ユーザーに付与というのがコストです。
基本的には、スーパーDEALサーチ枠に関しては、15%以上のポイントバック。
その他の枠に関しては、型番商品で20%以上、非型番商品で30%以上のポイントバックが必要になります。
成果報酬で固定費が一切かからないのが特徴です。
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楽天スーパーDEALの掲載枠の種類と掲載条件は?
楽天スーパーDEALの枠の種類は主に4種類あります。
どれも楽天市場の与信審査を通っていることが掲載の最低条件となります。
タイアップ枠
タイアップ枠とは、基本的には20商品以上60商品以下で構成される店舗orブランドと楽天スーパーDEALのタイアップ企画になります。
掲載条件は2週間企画を行えることと、企画の楽天スーパーDEAL売り上げを期間内に150万円あげることです。
期間合計で1万以上はアクセスを見込めるので、CPC50円で換算すると200万ほどの媒体価値があります、
掲載場所はスーパーDEALトップから、「ブランド一覧」をクリックしたページです。
時間限定枠
時間限定枠には2種類あり、上部枠と下部枠です。
その名の通り、上部枠は上に掲載され、下部枠はその下に上部枠の半分のサイズで掲載されます。
上部枠は型番商品のみの掲載、下部枠には非型番商品も掲載することができます。
上部枠を活用して、商品の力次第では総合ランキング1位を獲得するようなこともできます。
記憶が確かであれば吉野家の牛丼や水等では、総合ランキングデイリー1位を獲得したことがあるはずです。
またそれ以外でも1日で200万円等の売り上げを作ることも可能です。
大型イベント連動タイムセール枠
これは、スーパーSALEやお買い物マラソンなどの連動企画で、その大型イベントが行われている期間にイベントの目玉枠等と同じ時間のくくりでタイムセール企画を実施する掲載枠です。
スーパーDEALの企画ページや大型イベントのイベントページ下部に掲載されます。
大型イベントの買い回り対象になる1000円ポッキリの商品などが特に人気です。
※たとえ1000円で50%ポイント還元だとしても大型イベントの買い回り対象になるのです。
サーチ枠
この掲載枠はポイントバックを15%と他の枠と比較して、少なく設定できる枠です。
また、掲載条件がさほど厳しくなく、どのような店舗でも与信さえクリアしていれば掲載することができます。
一方で、露出はスーパーDEALページトップの検索導線と、スーパーDEALページ下部の「あなたにおすすめのスーパーDEAL商品」部分など弱いです。
「あなたにおすすめのスーパーDEAL商品」は閲覧・購入履歴に存在している商品に近いものが自動的にピックアップされて掲載されます。
その他にも50%還元祭というスーパーDEAL独自のイベント枠や、クリスマス特集などのシーズナルイベント枠などが存在します。
掲載エントリー方法
RMSの「店舗設定」から「1,商品登録・更新」へ飛び、右下の「楽天スーパーDEAL」内の「エントリー」を押してください。
利用規約のチェックボックスにチェックをすれば、エントリー画面が下部に出てきます。
エントリー用CSVフォーマットをダウンロードし、入力してから、「CSVファイルを選択」からアップロードしてください。
次にお申込受付中の企画からエントリーしたい企画を選んでください。
そして「確認する」からエントリーができます。
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効果的な活用方法2つ
スーパーDEALはどのような枠でも成果報酬型でアクセスを引っ張ってこれる数少ない広告枠です。
常時どこかに露出をかけておくのが良いでしょう。
ロングテールの考え方に合わせ、掲載枠を商品で出し分ける
ロングテールという考え方があると思います。
上記の通りトップ(ヘッド)の商品は、時間限定枠や、大型イベントのタイムセール枠を、
テールの商品はサーチ枠にかけていきましょう。
またタイアップ枠は売り上げの基準をクリアするためにバランスよくトップ(ヘッド)とテールの商品を混ぜていきましょう。
メーカーと協力して、キャリー品を安く大量に仕入れさせてもらう
ブランド等からキャリー品を仕入れることがあるかと思います。
古いモデルとかで定価より大分安い価格で仕入れるパターンですね。
メーカーの担当者さんに企画の大きさなどを話して、大量にさらに安く仕入れさせてもらいましょう!
キャンペーンに併せて掲載商品を増やす
楽天スーパーDEALには、楽天がポイントを負担してくれるキャンペーンが月に2回ほど存在します。
+(プラス)5%ポイントが楽天負担で上乗せで付与されるキャンペーンです。
15%ポイントバックで店舗が設定している場合、そこに+(プラス)5%加わって、合計で20%ポイントバックになります。
これは、楽天スーパーDEAL対象商品でないと+(プラス)5%ポイントの恩恵は得られないので、活用するべきです。
大体月の頭と月の半ばあたりに行われます。
また、月に1回ほど50%還元祭というイベントが行われます。
このタイミングでは、楽天市場トップで大々的にスーパーDEALがアピールされ、トップバナーのいくつかをスーパーDEALが占拠します。
イベント開催時期はずれることもあるので、
担当ECC(ECコンサルタント)からいつなのか情報収集していきながら進めていきましょう。
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ここだけの裏技
楽天負担でポイントの補填をもらえる
スーパーSALEの超目玉枠(通称パンダ・ミルク枠)のエントリーの際にいい商品だと補填が出るというのを聞いたことはないでしょうか?
テレビCMでよくある、テレビが半額とかあれは、店舗が値引きできない半額までの差額部分は楽天が値引額を負担しているのです。
スーパーDEALでも同様に補填というものが存在します。
5%から20%程の間で調整されます。
補填が存在することでタイアップであれば500万円ほど売り上げが見込めるもの、
時間限定枠だと150万円ほど売り上げが見込めるものであれば補填の交渉ができそうです。
スーパーDEALトップに特設会場バナーを出してもらう
上の画像のように、1店舗で上記のようなバナーを出してもらうこともできます。
これも2週間で500万円近く(いつからいつまで等もっと期間を絞ることもできます)狙えれば、交渉の余地はありそうです。
これらは担当ECC(ECコンサルタント)に話して、スーパーDEAL担当に交渉してもらいます。
以前下記の記事で述べた通り、いつまでも担当ECC(ECコンサルタント)との関係性は大事ですね。
↓ECコンサルタントとの関係性の作り方に関する記事は下記をクリック↓
まとめ
楽天では珍しい成果報酬型の広告「楽天スーパーDEAL」を徹底活用して、売り上げをしっかりたてていってください。
仕込み次第ではいつだってとてもつもない売り上げを叩き出すことだってできます。
ちなみにもう1つの成果報酬型の広告「楽天CPA広告」に関しては下記へ